トラブルを回避!夫婦のお金の管理法|結婚1年目で決めたシンプルな家計のルール


結婚して一緒に暮らし始めてから、最初に直面した大きなテーマの一つが 「夫婦のお金管理」 でした。
独身のときは自分の収入・支出だけを考えていればよかったのですが、結婚後は生活費をどう分担するか、将来に向けてどんな備えをしていくかなど、二人で話し合って決める必要があります。
この記事では、我が家の具体的なお金管理方法から、夫婦での価値観のすり合わせ方、そしてこれからの目標(家・子ども・老後)にどうつなげているのかを、リアルな体験談としてお伝えします。
我が家のお金の仕組み|分担制でスタート
結婚前から私は楽天銀行とゆうちょ銀行、三井住友のクレジットカードを使い、マネーフォワードMEでお金の管理をしていました。
結婚を機に「夫婦の共通口座」を作ろうとしたものの、日本ではまだ簡単に共同名義口座が作れないため、私名義の楽天銀行を夫婦の共同口座として利用することにしました。
支払いの流れはこんな感じです。
- 妻の口座:給料振込がされる → 家賃(105,000円)を支払う
- 夫の口座:給料振込 → 楽天銀行へ15万円を送金
- 夫婦共通口座(楽天):食費・光熱費・日用品・通信費などを支払う、15万円の内4万円は楽天証券でNISA積立、残った分は貯金。
マネーフォワードMEが自動で記録してくれるので透明性は高いです。
お金の価値観は人それぞれ
夫婦のお金管理で大事なのは「やり方」よりも「価値観のすり合わせ」です。
育ってきた環境や経験によって、お金に対する考え方は驚くほど違います。
- 「貯金を最優先したい」タイプ
- 「投資でお金を増やしたい」タイプ
- 「今を楽しむために使いたい」タイプ
私と妻も、最初から同じ考えだったわけではありません。
だからこそ、「違って当たり前。そのうえで話し合うことが信頼につながる」と意識することが大切でした。
信頼を築くために必要な“家計ミーティング”
お金は単なる数字ではなく、信用と信頼の問題です。
「勝手に使われていた」
「全然貯金していなかった」
こうした小さな不満が積み重なると、夫婦関係に大きな溝を作ってしまうこともあります。
そこで我が家では、月に1回「家計ミーティング」を実施。
- 今月の支出をマネーフォワードMEで確認
- 来月の大きな出費を共有
- 将来に向けての積立額をすり合わせ
これだけで、お互いに安心感が生まれ、無駄遣いも自然と減りました。
これからの目標とお金の計画
夫婦でお金を語るとき、今の生活費だけでなく、
未来のライフイベントを見据えることが大切です。
1. マイホーム(家)
結婚生活が安定してきたら、次に考えるのが「家」。
我が家も3〜5年以内に注文住宅を建てることを目標にしています。
- 頭金を毎月積立
- ローンは収入の25%以内を目安に
- 群馬など地方移住も含めて候補地を調査中
「家を建てたい」という夢も、数字に落とし込むことで一気に現実味が出てきます。
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2. 子ども(教育費)
妻が30歳までに第1子を出産したいと考えており、教育費も今から計画。
- 出産・育児費用を毎月積立
- 学資保険やジュニアNISAを検討
- 「子ども1人あたり1,000万円」と言われる教育費を想定
「お金が不安だから子どもはまだ…」と悩む夫婦も多いですが、
年表に落とし込むだけで漠然とした不安が安心に変わるのを実感しています。
3. 老後資金
まだまだ先の話に思えますが、老後資金も夫婦で考えておくべきテーマです。
- 積立NISAとiDeCoを夫婦でフル活用
- 老後は「都会で便利に暮らす」か「地方でゆったり暮らす」かを共有
- 子育て期も、少しずつ資産形成を続ける
未来のビジョンを語り合うこと自体が、
夫婦の信頼関係を深める時間になっています。
副業だんなとして伝えたいこと
私は「副業だんな」として、映像制作やSNS運用、副業支援を発信していますが、
根本にあるのは 「家族の未来を一緒に考えること」 です。
正直に言えば、私も最初は年収330万円。
「妻に比べて収入が低い自分」に引け目を感じたこともあります。
でも、お金の管理を通じて
「自分にできることは何か」を夫婦で語り合ううちに、
/将来の目標が少しずつクリアになってきました。
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まとめ|夫婦のお金管理は“対話”がすべて
夫婦のお金管理に正解はありません。
「完全共有」が合う夫婦もいれば、
「分担制」が心地いい夫婦もいます。
大切なのは、方法そのものではなく、
価値観をすり合わせるための“対話”。
- 今の生活費をどう分担するか
- 将来の夢や不安をどう共有するか
- 家・子ども・老後という大きなライフイベントにどう備えるか
これらを夫婦で一緒に考えることが、安心できる暮らしの基盤になります。
私たちもまだ道半ばですが、「お金の話をする=将来を語り合う時間」だと思って、これからもアップデートしていきたいと思います。